旧PACコインから新PACコインへの移行する方法

2018年3月16日2021年4月19日

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この記事では「PACコインへの移行」について記載していきます。
交換方法が複雑なので「必ずテスト送信をする」ことを忘れずに。

なぜ移行するのか？

PACコインは2018/03/1にハードフォークが行われ、ハードフォーク以前の旧PACコインが使えなくなります。
クリプトピア、yobitに置きっぱなしの場合は自動で新PACコインへ変換されましが、旧PACコインをウォレットへ移してPOSマイニングしていた場合には
手動での交換が必要です。
またハードフォークに伴い、ウォレットも新しくなりました。

大事な点として交換期限によって交換率が減っていく点です。
一番価値が高い期間は2018年3月1日～2018年5月末まで。
交換率「1000:1」で交換されます。
6月からは「2000：1」,9月からは「4000:1」,12月からは「8000:1」と段々交換率が下がります。
遅くとも5月までには交換しましょう。

新PACコイン交換期間	比率
2018年3月から	1000:1
2018年6月から	2000:1
2018年9月から	4000:1
2018年12月から	8000:1

新PACコインの特徴

名称 PACcoin => $PAC
アルゴリズム変更（ SHA256 => x11)
送金速度UP (1~3分 => 3秒未満）
匿名性機能がつく予定
POSマイニングはマスターノードのみ有効になる。（マスターノードは新PACコインが50万枚必要)

旧PACコインから新PACコインへの移行の流れ

旧PACコインを旧ウォレットに移動している場合を対象にしています。

[1] 新ウォレットをダウンロード・インストール
[2] 新ウォレットで受取アドレスを発行
[3] 旧ウォレットから『交換先アドレス』へ送信
[4] 新ウォレットで受取

面倒くさい点として『交換先アドレス』が曜日によって異なる点です。

曜日はアメリカ中部標準時間 (CST)で確認すること。

[1]新ウォレットをダウンロード

PACコインの公式サイトへ移動。
右上にあるPACコインウォレットのリンクを押します。

$ PAC NEWウォレットの画面を開き、
「新しいPACコインのウォレット」をダウンロードします」
旧ウォレットとページ構成が似ているので注意が必要です。(新ウォレットのURLはhttps://wallets.paccoin.net/rco/ rcoがURLに入っている）

使っているOSに合わせてウォレットをダウンロードします。
ダウンロードのボタンが2つ用意されていますがどちらでも大丈夫。

MAC版のウォレットはOS10.13（High Sierra）からの対応になっていますので注意。
私の場合はOS10.12に旧ウォレットを入れていて、MACのOSをアップデートしたくなかったので、止むなく新ウォレットをWindowsへインストールしました。

OSが対応していない場合には罰点が付いています。

新ウォレットのインストールを行います。
ダウンロードファイルを解凍して、新ウォレットを開きます。

言語を「日本語」に設定

保存先のデータディレクトリを決めたら「OK」を押します。

新ウォレットが起動したら同期が終わるまで待ちます。

ウォレットの暗号化

「メニュー　＞設定＞ウォレットの暗号化」よりウォレットを暗号化します。
このときに決めたパスワードを忘れてしまうとセルフGOXしてしまい永久に取り出せなくなってしまいますので必ずメモをとっておきます。

ウォレットの暗号化パスワードを設定したら新ウォレットの再起動します。

ウォレットのパスワード確認

暗号化に使ったパスワードがあっているか確認するためデバックコンソールを使います。

「Tools　＞ Debug console」を開きます。

下の入力欄に「walletpassphrase password 9999999」をに入れて新ウォレットの右下にある錠のカギが外れればOK.
（passwordには自分で設定したパスワードを入力します。「password ＝ABCD」だった場合は「walletpassphrase ABCD 9999999」）