冬場に続きエアコン代がかさむのが夏場です。
夏場のエアコン代をできるだけ節約したい!
エアコンの正しい使い方を見直しましょう。
エアコンはこまめに消すよりつけっぱなしの方が安上がり
エアコンは「起動してから設定温度まで下げるとき」に一番パワーが必要となって電気量を消費します。
エアコンをこまめにON/OFFしてしまうと、OFFにしたら室内温度が上がって、ONにして室内温度を下げてと
室内温度が上下して動くわけです。
室内温度調整時にパワーが必要になるので、温度が上下するたびに電気量がかかり、電気代がかさんでいくことになります。
ですから、エアコンを同じ時間使うのであれば、こまめにON/OFFするよりつけっぱなしの方が断然安いです。
エアコンをうまく使って室内でも熱中症対策
近年、室内での熱中症が増えています。
外気温の急激な上昇によるものもありますが、住居の気密性・コンクリートからの照り返しなど様々な要因が絡み合っています。
熱中症は外で起こるものだけではないという認識に変えてください。
熱中症予防と対策(平成30年度熱中症対策シンポジウムより)
■環境
気温・湿度のコントロール,風通し,
日射遮蔽(日よけ),
エアコン・扇風機の活用■身体
体調管理:栄養,持病
暑さに馴れる。脱水予防。■行動
×無理な運動,長時間の外出
○水分補給,塩分補給
特に一人暮らしで熱中症になってしまうと意識が朦朧としているなかHELPを呼べません。
熱中症にならないようにする対策が必要です。
熱中症になるくらいならエアコンを入れっぱなしにしておいた方が良いと思いますよ。
エアコンを使う時のコツ
・猛暑日はエアコンつけっぱなし
・扇風機を併用し冷風の流れをつくる
・ドアを締めて冷やす範囲を限定する。
・カーテンを閉めて部屋に入ってくる太陽光で室内温度をあげないようにする
・エアコンフィルター、ファン・フィン掃除をして冷風の通りを良くしておく
・室外機を日陰におく
・あまりにも旧型のエアコン(10年程度)を使っている場合には買い替えて省エネモデルにする
・体感温度の涼しい服装にする
猛暑日はエアコンつけっぱなし
外気温35度を超える日を猛暑日と呼びます。
猛暑日は風があったとしても非常に暑苦しい時間を過ごすことになります。
あつすぎるとストレスにもなりますし、熱中症の危険性も上がるためあつすぎる日はエアコン代をケチらずエアコンをONしましょう。
扇風機を併用し冷風の流れをつくる
エアコン代を節約するポイントとして有効なのが、エアコンから出てくる冷房を効率よく部屋に循環させるために
エアコンの風があたる場所に扇風機(サーキュレーター)をおいて併用する方法があります。
冷たい空気は下へ、熱い空気は上へ逃げていく性質を利用した方法です。
扇風機やサーキュレーターは年々小型化&パワフル化しており、価格が安いものでも十分仕えますので
積極的に導入していきましょう
ドアを締めて冷やす範囲を限定する。
室内気温を調整する空間が広いとエアコンががんばっちゃいますので、
エアコンの許容範囲の空間サイズに合わせた範囲で締め切ってしまうと効率よく温度調整ができます。
カーテンを閉めて部屋に入ってくる太陽光で室内温度をあげないようにする
西日が入ってくる部屋で生活したことがある人ならわかると思いますが、
夕方になると急に気温が上がります。
太陽光によって部屋が温められるためですね。
太陽光が入ってくるとどうしても部屋が温められるので、カーテンを閉めて温度をあげないようにする方法があります。
エアコンフィルター、ファン・フィン掃除をして冷風の通りを良くしておく
エアコンにはフィルターがついていてホコリはフィルターの前でたまっていきます。
フィルターは2週間も使えばホコリまみれになっていますよね。
定期的に掃除してホコリを落とすことで風通しをよくし、効率よく冷風を排出させるようにします。
室外機を日陰におく
エアコンで排出した熱い空気はどこから外に出ていくのか?
室外機から外に出ていきますね。
室外機を通じて熱を外に出しているので、熱くなってしまうと室外機周りが熱くなり
効率よく動作しにくくなります。
あまりにも旧型のエアコン(10年程度)を使っている場合には買い替えて省エネモデルにする
エアコンは年々省エネ化するように企業努力がされています。
10年以上愛用して愛着のあるエアコンだったとしてもあまりにも古い場合には買い換えてモデルチェンジさせたほうが
電気代的にはお得です。
・体感温度の涼しい服装にする
エアコンを買い換えるときには、COP(Coefficient of Performance)とはエネルギー消費効率をチェックしてくださいね。
COPは1kW当たりの消費電力に対しての冷房・暖房効果を示した数値です。
冷暖房器具の省エネ性能を示す値になっています。
COPの計算方法
冷房COP=冷房能力(kw)÷冷房消費電力(kw)
暖房COP=暖房能力(kw)÷冷房消費電力(kw)
エアコンと扇風機を併用して気流を体に当てるだけで体感温度が1〜3度さがるとされています。
夏場は賢く乗り切りましょう。
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