nanobananaIを使ったLINEスタンプ作成方法

作りたいスタンプ風に指示を出します。

縁取りの指定はしたほうが良さそうです。

目次

LINEスタンプ作成に必要な事前知識

一言にLINEスタンプといっても、実は種類がたくさんあります。

2025年9月現在以下のカテゴリ分けになっています。

スタンプ 

LINEスタンプと言われて想像するのがこの小さめのスタンプ。

ポップアップスタンプ,エフェクトスタンプが新しいカタチのものです。

BIGスタンプ

通常スタンプより縦長なスタンプ

引用:https://creator.line.me/ja/guideline/bigsticker/

アニメーションスタンプ

イラストが動くスタンプ。

アニメーションさせるためにはどのイラストソフトを使っても問題ありませんが、「APNGファイルで提出」する決まりがあります。

Gifではなく

APNGです。

ポップアップスタンプ

一度トークルーム画面全体にアニメーションが表示されるインパクトにあるスタンプ。

エフェクトスタンプ

吹き出しやスタンプ画像の【背面】にアニメーションが表示される

スタンプの個数はいくつが良い?

イラストスタンプは最大40個まで。アニメーションスタンプは最大24個まで1製品として提出にできます。

購入する側としては一つ買ったら40個入っている方がお得感はでますが、40個入っているからといって売れるとは限りません。

数が増えれば増えるほど、制作時間がかかりますので悩みどころです。

LINEスタンプを出すために必要なもの

画像

「メイン画像」はショップに並んだときに表示されている画像

必要数サイズ
メイン画像1個横240px × 縦240px
スタンプ画像(選択式)8個/16個/24個/
32個/40個
横80px × 縦524px(最小)
横396px × 縦660px(最大)
トークルームタブ画像1個横96px × 縦74px

「トークルームタブ画像」はLINEアプリ上でスタンプを選ぶときの画像

引用:https://creator.line.me/ja/guideline/bigsticker/

40個のスタンプを提出する場合は、メイン画像、トークルームタブ画像あわせて合計42個必要です。

そして提出するときには42個をZipにまとめてアップロードをします。

ハマった点として

提出するときに画像をアップロードするときのファイル名を間違えるとZipで一括アップロードできないということ。

何度もやり直ししてしまい、ネタが分かれば本当に時間の無駄でした。最初から気をつけておきましょう。

メイン画像 => main.png
トークルームタブ画像 => tab.png
スタンプ => 01.png,02.png と番号だけの名前

イラストソフトは何でも良いのですが、量産する予定なら予めテンプレートを作ったほうが良いです。

Photoshopに関してはアートボードのテンプレートが、こちらで配布されてましたので引用しておきます。

Lineスタンプを自分で作ろう!vol.1 準備編〜Photoshopでテンプレート作成〜初心者向け | JACOBLOG

ガイドライン

制作ガイドライン
https://creator.line.me/ja/guideline/animationsticker/

セリフを入れる

セリフはなくてもいいのですが、あるものがほとんどですので適度に入れたほうが使いやすいスタンプになります。

スタンプの完成度にも影響するのがセリフのフォント。

できる限りクオリティの高いものを利用したい。

また雰囲気にあったフォントを選ばないといけないので、悩むところです。私はAdobe Cloudを使っているためAdobe Fontが利用できますが、入っていない人だとフォントを探すのが大変です。

フォント情報がまとまっているサイトから使いたいフォントを探すことになります。

いいフォント|無料の日本語フリーフォント検索サイト

フォントは知らないと名前がわからないのため探すの一苦労です。Adobe 製品を使っているならAdobe Fontで探してしまったほうが楽です。

提出その①

一度提出すると画像の変更や修正はできません。

新規登録を押して必要事項を入力していきます。

スタンプタイトルと説明文は英語が必須です。

Google翻訳などの翻訳サービスで置き換えましょう。
https://translate.google.co.jp/?hl=ja&sl=en&tl=ja&op=translate

「追加」を押して日本語を追記します。

特集企画に参加すると、企画にあった内容の場合、特集スタンプとして露出が増えるのでチャンス!

ですが、特集企画意図と外れていると審査落ちするので、制作スタンプの中身を照合して参加するか選びます。

ライセンス証明の欄はスタンプに写真を使っている場合に、証明書を提示する必要があります。

写真内にブランドロゴが入っているとリジェクトされるので、こういった手順になっているようです。

スタンプ内にブランドや商品のロゴが含まれていると、審査ガイドラインの「5.1.知的財産権の侵害」にあたるとしてリジェクトされます。


意外と多い!「審査に通らないスタンプ」の特徴3選 #はじめてのLINEスタンプ③
https://note.com/line_cm/n/n2bba15ca3151

ハマったところ

デフォルト状態だと「販売開始設定」の欄が手動で販売を開始になっています。

審査が通ったら自分で「リリース」の状態にする必要があります。

この設定項目のせいで、審査が通ったのに検索したら表示されず数時間悩みました。

審査後にリリースを押す画面

「現在スタンプを販売しています」になれば公開状態になっており、ユーザーが購入できます。

審査合格後、そのまま発売状態にしたい場合は「自動で販売を開始」にしておきます。

提出その②

LINEスタンプをアップロードしていきます。

個別にアップしても良いのですが、最大40個なので40個アップロードするのはちょっと面倒です。

数が多い場合はZipにまとめてアップロードできます。

スタンプの個数を決める

スタンプの個数はスタンプ個数(1パッケージ)の変更より設定します。

ハマったところ

指定したスタンプ数+mainとtabで+2した数が必要です。

40個のスタンプを出すなら 42個入ったファイルをZipにしてアップロードします。

注意点としてはファイル名が違っていると認識されません。

スタンプはそれぞれ数値で(01.png ,02.png 03.png・・・・の名前)

main.png と tab.pngの名前でアップロードします。

それ以外の名前が入った状態でZipをアップロードするとエラーになります。

またサイズを間違えてアップロードするとエラーになります。

Photoshopのアセット自動書き出しに任せてたら切り出したサイズが変わっててエラーまみれになりました…

提出その③ タグ設定

各スタンプのタグ設定を行います。

このタグ設定に一番時間がかかります。

検索されるときの条件になっていると思われるため、この項目は入念に作業していきます。

2025年9月13日現在で最大9つまで付けられますが、スタンプの意図と違うタグは付けない方が無難です。審査落ちしたら意味ないですからね。

おすすめのタグとして表示されているタグを入れていくと良いと思います。

スタンプの文字を解析しているようですね。すごい技術です。

提出項目を埋めたら、「リクエスト」を押して審査を待ちます。

審査はどのくらいかかる?

2025年9月10日に提出して、2025年9月11日に審査OKになったので1日で通りました。

審査通ってどうなった?

改めてLINE STORE https://store.line.me/ を見るとわかりますが、ストアサイトから探すだけでもページを閉じたくなるほど数があります。

検索の最適化のようなものは提出時のタグ以外ないので、どこかで別の媒体で宣伝しないと自分のスタンプにたどり着けません。

アニメーションスタンプの方が良いのかな?とも思いますが、制作の手間がかかりすぎるのが難点。また20,30とある程度数を出さないと人目につくのも難しそうなので、短期的に収益化するのは非常に難易度が高いです。

友達に買ってもらって売れた体験を一度してみるだけでも後々のモチベーションが違うので、AIを使ってお金を得る体験をするにはちょうどよいかもしれません。

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