NotebookLMに搭載された「Fast Research」と「Deep Research」は、Web上の情報をどれだけ深く、時間をかけて探索するかというアプローチの違いにあります。
一言で言えば、
「とりあえず数件のソースが欲しいときはFast」、
「包括的な調査レポートまで作らせたいときはDeep」
と使い分けるのが正解です。

目次
モードの切り替え方法
検索ウィンドウにある虫眼鏡のプルダウンメニューを押して Fast Research と Deep Research のどちらかを選びます。
初期状態ではFast Researchになっています。

Fast Research と Deep Research の比較

素早く集めるならFastを。
| 特徴 | Fast Research (高速検索) | Deep Research (深層調査) |
| 所要時間 | 約30秒 | 約5分〜10分 |
| 調査範囲 | 限定的(上位数件のサイトをスキャン) | 広範囲(数百のWebサイトを自律探索) |
| アウトプット | 関連ソースのリスト(約10件) | 詳細な調査レポート + ソース(20件〜) |
| 主な用途 | 概要を把握したい、特定の事実確認 | 市場分析、論文、企画書の作成 |
| 動作 | その場で結果を待つ | バックグラウンドで実行可能 |
それぞれの具体的な特徴
1. Fast Research:クイックな情報収集
かつての「Discover Sources(ソースを探す)」に相当する機能です。
- スピード重視: 検索クエリを投げると、瞬時に関連しそうなWebサイトやドキュメントをいくつか提案してくれます。
- 使い道: 「このトピックについて信頼できるソースをいくつか集めたい」という時や、調査の足がかりを探すのに最適です。
2. Deep Research:プロの調査員のような分析
2025年11月に追加された強力な新機能で、AIが「自律的なリサーチエージェント」として動きます。
- 自律的なプランニング: AIが質問に対して「何を調べるべきか」というリサーチプランを立て、Webを巡回します。
- 高品質なレポート: 単なるリンク集ではなく、集めた情報を構造化して、**「引用付きの長文レポート」**としてまとめ上げます。
- ソースの自動追加: 調査で見つけた質の高いソース(PDFやWeb記事など)を、そのまま自分のノートブックのソースとしてインポートできます。
どっちを使うべき?
- Fast Research を選ぶとき:
- 「〇〇という企業の最新ニュースを3分で把握したい」
- 「自分のノートを補足するためのWebソースを数件追加したい」
- Deep Research を選ぶとき:
- 「特定の技術や業界動向について、1枚のレポートにまとめたい」
- 「複雑なトピックについて、複数の視点(多角的な情報)から深く知りたい」
[!TIP]
Deep Researchは「待機」が必要ですが、実行中に他のノートを作成したりブラウザを閉じたりしても大丈夫です。完了すると通知が届くので、時間を有効に使えます。
今お持ちの資料に「Webからの新しい視点」を加えたい場合、まずは Deep Research で包括的なレポートを作成し、それをノートブックのソースとして取り込んでみるのがおすすめの活用法です。
NotebookLMの最新機能を解説した動画
この動画では、従来の検索機能(Fast Research)と新機能のDeep Researchの具体的な出力の違いを比較解説しています。



コメント